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海外ロングスティは可能か(2)


体験ツアー>海外ロングスティ2回

◆第2回・先進国・ハワイの場合

「海外&ロングスティ・海外生活」

シリーズ第2回と第3回では、海外ロングスティ、特に先進国の現状について、 取り上げてみましょう。 第2回の今回はハワイです。

あこがれのハワイ

セブ島ボホールビーチ

 よく「海外で生活するとしたらどの国がいいか」といった質問で必ず上位に来る国があります。 カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ(アメリカ)、スイス、スペインといった いわゆる西欧先進国です。これらの国に共通するのは先進国としての高い生活水準、進んだ医療、比較的 安定した治安、昔からあふれる程伝えられてきた豊かな国としての文化などです。 そしてこれらの国は、入国についての制限もゆるやかで、3ヶ月以内(カナダは最長6ヶ月) ならノービザ(無査証)での滞在が認められています。 日本人の海外旅行が自由化されたのは東京オリンピックの年(1964年)でした。 それ以来、連続34年間、日本人の渡航先のトップはハワイでした。 最近でこそ中国や韓国に渡航先第一位の座を奪われたものの、ハワイは日本人に最も人気の高い 外国で、当然ながら、海外生活の渡航先としても根強い人気があります。

1ヶ月、25〜30万円の生活費

さわやかな貿易風が吹き、常夏でありながら湿度が高くないハワイは、日本語も通じ、 アメリカの中では凶悪犯罪も比較的少ないこともあって、海外ロングスティを 目指す日本人にとってあこがれの地域です。
ワイキキビーチ 1988年(昭和63年)12月から、ハワイ入国時のビザも不要になり、3ヶ月以内の滞在は パスポート(旅券)さえあれば、ほぼ自由となりました。 日本人に最も馴染みのワイキキビーチやダイアモンドヘッド、アロハタワー、 アラモアナショッピングセンター等、どこに行っても日本語が通じ、年配者でもそう不安は感じません。 この島に長期滞在しようとすると、地元でコンドと呼ぶコンドミニアム(マンション型別荘)か アパートが中心になります。ホテルでももちろんいいのですが、長く滞在するとどうしても 高くなります。 しかし、もともとワイキキ周辺の長期滞在者向けの宿泊施設が少ないこともあって、 コンドでも2〜3ヶ月ですと、1ヶ月あたり、15万〜20万円程かかります。 うんと都市部から離れれば話は別ですが、その場合は、車を持たざるを得なくなり、その為の費用が 1ヶ月5〜6万円はかかります。 それにあこがれのワイキキビーチが、かつてタロイモ畑だったところにモロカイ島の砂を運んで 造成したビーチだといくら聞かされても、遠く離れては魅力が半減してしまうに違いありません。 もともと大陸本土と遠く離れており、食糧の大半を空輸に頼らざるを得ない為、物価がアメリカ国内 でもニューヨークと並んで高いのがハワイなので。ですから、住居費に食事代、車代、 教養娯楽費などを加えると夫婦2人で1ヶ月25万〜30万円はかかるとみた方がいいでしょう。 これでは、平均23〜24万円といわれる夫婦の年金ではちょっと厳しいのではないでしょうか。 さりとて、ウオークアップ型等と呼ぶ外階段2,3階建てのアパートは、 いくら安くても地元の人以外には、そう勧められるものではありません。 こうしてみると、あこがれのハワイのロングスティにあたっての最大の難関はお金ということになります。 次回はヨーロッパについて説明します。

参考:「海外&ロングスティ・海外生活」-世界書院・(株)エトリックス刊

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